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 Weekly Magnets vol.003

私たちマグネッツが扱っている古着を皆様にもっと興味を持っていただき、古着のすばらしさを
お伝えできればと思い、その歴史やディティールのことについて紹介していきたいと思います。

Fire King
Levisのフレアデニム、ビルケンに続く第3回目は、コレクターも多いファイヤーキングです。
その歴史は1900年代初頭にさかのぼり、名前の示すとおり耐熱ガラスの食器類です。

ポピュラーなマグカップをはじめお皿やボール、果ては灰皿まで(食後の一服までフォロー?)
その様々な食器類に施された花柄などのプリントや、企業が宣伝、販促用につくったものなど
種類は無数に存在し、中には1年間しか生産されていない希少なモデルのものもあります。

King of Fire Kingを自負する(それは言いすぎですが)当店で扱っているものからその名称や
(結構細かくそれぞれに名前があります)歴史を追ってみたいと思います。

第3回にして洋服から逸れたという突っ込みはナシでどうぞお付き合い下さいませ。

Fire Kingの歴史
1905  アメリカ・オハイオ州のガラス職人だったアイザック・J・コリンズが「Hocking Glass Company」を設立。
1937  アンカーキャップ社他数社との合併により「Anchor Hocking Glass」と社名を変更する。
1942  ブランド名を「Fire King」とし、ジェダイ、ターコイズブルー、レストランウェアなどの展開をはじめる。
1969  社名を「Anchor Hocking」に変更する。
1976  「Fire King」生産終了。
1990  アメリカのカリスマ主婦Martha Stewart(マーサ・スチュワート)が本国の某TV番組にてFire Kingを使用
 したことにより、再び一般層にも人気が出る。
2000  ファイヤーキング生誕60周年記念の復刻版、「Fire King2000」が発売される。


次は代表的なファイヤーキングのシリーズ別にその特徴や生産時期を紹介します。

 GAYFAD STUDIO
 (ゲイファドスタジオシリーズ) 
〜1950年 
 ゲイファドというペインティングスタジオのハンドペインティングが施されたシリーズ
 で、写実的で大振りなプリントが特徴です。ハンドペイントなのでペイント部分が
 削れやすく、きれいな状態で残りにくいシリーズでもあります。
 ポピュラーなところではピーチブロッサムモチーフなどがあります。
 SAPPHIRE BLUE
(サファイヤブルーシリーズ)

1941年〜1956年
 透明のガラスにほんの少しブルーが含まれたような涼しげで繊細な質感が人気
 のサファイヤブルー。マグカップなどレリーフ物が多いのも特徴でしょうか。
  
 BABBLE(バブルシリーズ)
1941年〜1968年
 その名の通り泡立ったようなボコボコとしたフォルムが特徴のファイヤーキング
 の中でも異彩を放つシリーズ。エンボス加工の規模が小さくなったホブネイル
 (HOBNAIL)というシリーズもあります。
 
 ALICE(アリスシリーズ)
1945年〜1949年
 器のふちに花柄調のエンボスがあるのが特徴。西洋の陶磁器から影響を受け、
 薄手で上品なイメージが人気のシリーズ。製造期間が短くレアアイテムとされて
 います。ジェードカラーのほかにヴィットロック(乳白色)があり赤ラインや青ライン
 入りもあります。
1700LINE BREAKFAST
(1700シリーズ)
1946年〜1958年
 シンプルで丸みのあるデザインが特徴で、レストランウェアよりも薄手のつくりに
 なっており、そのすっきりしたフォルムは和洋を問わず活躍してくれます。
 セントデニスのカップ&ソーサーなどは使い勝手の良さからも人気があります。
JANE-RAY
(ジェーンレイシリーズ)
1946年〜1965年
 薄手の作りに放射線のストライプが入ったジェーンレイ。飽きのこないデザインが
 特徴です。種類が豊富で人気があるシリーズ。ジェーンレイはコレクターの名前
 という説もあります。
RESTRANT WARE
(レストランウェアシリーズ)
1948年〜1967年
 名前のとおりレストランの業務用として使用されていたシリーズ。ガラスは頑丈で
 厚みがあるのが特徴。ファイヤーキングの中でも特に人気が高く、多くのコレクタ
 ーが存在します。またホワイトカラーはより希少なアイテムとされています。
SWIRL(スワールシリーズ)
1949年〜1962年
 ゆるやかなうねりが特徴。SHELLシリーズに似ていますが、ふちの部分がきれい
 にそろっています。ホワイト、アイボリー、ピンクなどカラーも豊富です。
CHARM(チャームシリーズ)
1950年〜1956年
 四角い形が特徴のチャーム。その斬新なフォルムはファイヤーキングの中で特異
 なシリーズです。このシリーズは刻印が無い物がほとんどで、刻印のあるものは
 かなりレアです。
FOREST GREEN
(フォレストグリーンシリーズ)
1950年〜1965年
 どこか懐かしい色合いを感じさせるフォレストグリーンは、長い期間に渡り生産
 され、また愛されてきたシリーズです。種類も非常に豊富で、タンブラーや
 フラワーポットなど現在でも比較的見つけやすいアイテムです。
LAUREL(ローレルシリーズ)
1951年〜1965年
 その名の通り月桂樹のモチーフが彫刻されたシリーズ。エレガントな印象で、
 ピーチラスターのローレルシリーズは当店でも人気です。
THREE BANDS
(スリーバンドシリーズ)
1952年〜1956年
 シンプルに彫刻で3本のラインが施されたスタイリッシュなシリーズ。結構出数が
 少なく、なかなかレアなシリーズのほうではないでしょうか。
TURQUOISE BLUE
(ターコイズブルーシリーズ)

1956年〜1958年
 ターコイズブルーは製造期間が3年間と短く、、特にパンデッドバターボールは
 かなり希少です。淡く美しいブルー、シンプルなフォルムのものが多く、非常に
 人気の高いシリーズです。
ROYAL RUBY
(ロイヤルルビーシリーズ)
1938年〜67年 1973年〜77年
 とても長い間生産されてきたロイヤルルビー。それだけたくさんの人々から愛され
 てきたということでしょう。フォレストグリーン同様、非常に種類も豊富です。
FLEURETTE
(フリューレットシリーズ)
1958年〜1961年
 プリムローズなどに比べるとやや製造期間の長かったシリーズで比較的入手し
 やすいシリーズですが、Dハンドルマグやシリアルボールはレアです。
HONEYSUCKLE
(ハニーサックルシリーズ)
1959年〜1962年
 同年代に生産されたファイヤーキングの中でも比較的出廻っておらず、思いの
 ほか見つけにくいシリーズ。生産数が少なかったのでしょうか?
PRIMROSE
(プリムローズシリーズ)
1960年〜1962年
 特に日本での人気が高いと言われているプリムローズシリーズ。実はその生産
 期間は3年間だったりします。ちなみにディナーウェアとオーブンウェアで両方で
 リリースした最初のシリーズだったりします。
WHEAT(ウィートシリーズ)
1962年〜1966年
 60年代に非常に多く生産され、今現在でも愛用している方が多いと言われる
 ウィート。比較的手に入れやすいシリーズです。
ANNIVERSARY ROSE
(アニバーサリーローズシリーズ)
1964年〜1965年
 製造期間が2年間のレアシリーズ。変わった形のミキシングボールなんかも存在
 するようで、限りなくレアです。個人的にはローズモチーフの中で一番エレガント
 な雰囲気だと思います。
SHELL(シェルシリーズ)
1965年〜1976年
 シェルはふちの部分が流動的にカットされ貝のようなうねりが特徴です。スワール
 よりもほりが深く、はっきりしたラインが特徴的です。
BLUE MOSAIC
(ブルーモザイクシリーズ)
1966年〜1969年
 青いモザイクタイル柄があるのが特徴。今の時代にも通用するそのモダンな
 デザインからとても人気があります。製造期間が3年間と短いシリーズ。
CANDLE GLOW
(キャンドルグロウシリーズ)
1967年〜1972年
 オーブンウェアシリーズ。比較的手に入れやすいシリーズです。
PREMIUM
(プレミアムシリーズ)
 このシリーズの製造時期など詳しいデータはわからないのですが、5種類の花柄
 プリントが施されたカップ&ソーサーシリーズ。中でもチューリップが一番人気。

ファイヤーキングの主なカラーを紹介します。ちなみにそれぞれのネーミングの由来は
宝石からきているそうです。<ジェダイは翡翠(ひすい)です>

JADE-ITE(ジェダイ/ジェイド) TURQUOISE BLUE(ターコイズブルー) IVORY(アイボリー)
AZUR-ITE(アズライト) PINK(ピンク)FOREST GREEN(フォレストグリーン)
ROYAL RUBY(ロイヤルルビー) SAPPHIRE BLUE(サファイヤブルー) AMBER(アンバー)

使用及び洗い方について

・ファイヤーキングは耐熱ガラス製で、「Oven Ware」もしくは「Oven Proof」の刻印があるものは
基本的にオーブンでの使用や、熱湯を注いでいただいても大丈夫です。


・電子レンジでのご使用は、「Microwave Safe」の刻印があるもの、1970年代以降に製造された
もので、飲み口に金や銀のトリミングがないもの、もしくは比較的厚みのあるレストランウェア
シリーズなどは使用が可能ですが、長時間はオススメできません。


・また耐熱ガラスは急激な温度変化に弱く割れる原因となりますので、冷蔵庫に入れておいた
ファイヤーキングを電子レンジにかけたり、冷たい飲み物が入っていたマグカップへ熱湯を
注いだりすることは避けてください。

・洗い方は、柔らかめのスポンジで中性洗剤を使って洗っていただくのがベストです。
ひどい汚れの場合はぬるま湯でつけおきしてから、茶渋に関しては薄めの漂白液やメラニン
スポンジで(プリントやトリミング部分を擦ると削れてしまうので注意!)洗ってください。



Fire Kingバックスタンプ一覧表

1942年〜1945年 1940年代中期 1940年代中期〜後期
 バックスタンプで最初期のタイプ。
 かなりレアです。
 こちらも「OVEN GLASS」の刻印で
 古いタイプになります。
 「OVEN GLASS」から「OVEN WARE」
 に変わりました。レストランウェアに
 良く見られるタイプです。
1951年〜1960年 1960年代 1960年代〜1976年
 「MADE IN USA」刻印が入ります。  「ANCHOR HOCKING」の文字と
 エンブレムがさらに加わりました。
 左のバックスタンプを省略したもの。
 底の面積が狭いものによく見られる
 パターンです。
1960年〜1976年 1977年以降 1977年以降?
 一番文字の多いパターン。上にあ
 る点は入っていないものもあり。
 意味は不明です。
 1976年で「Fire King」ブランドがなく
 なってしまったため、アンカーホッ
 キングのエンブレムのみに。
 1977年以降なのですが「Placesetters
 Collection」という文字が刻まれてて
 錨のエンブレムがない異色もの。

ファイヤーキングをお買い求めになるときの参考にしていただければ幸いです。
尚、こちらで紹介させていただいて当店で現在扱っていないものも御座いますので
あしからず...

  
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